2024.08.20

大手金融機関からM&Aへ。新しい働き方を切り拓く

M&Aアドバイザー
大手金融機関に新卒で入社後、大手M&A仲介会社で勤務。大手M&A仲介会社での勤務を経て、現在はZERO3のトップエージェントとして活躍中。

キャリアの始まり

M&A業界に興味を持たれた経緯を教えてください

最初は金融業界に特別な関心があったわけではなかったんです。でも、説明会で先輩に誘われてそのまま入社しました。結果的には、社会に貢献できる仕事であることに面白さを感じるようになりましたね。

大手金融機関に勤めている間は、銀行や金融システムが信用創造を通じて多面的に社会に貢献していることを知り、後ろから支える役割の大切さを実感しました。その後、M&Aの仕事に携わるようになり、結果約12〜13年間その分野で経験を積みました。

転職・独立活動中にZERO3と出会った経緯を教えてください

その後はベンチャー企業の仲介に転身しましたが、自分で裁量権を持って働く方が楽しく、やりがいも大きいと感じました。M&A仲介業界での6年間の経験を積んだ後、独立を決意した背景には、自らの手で事業を展開することへの強い魅力がありました。そんな時にZERO3代表の石井さんと出会いました。

ZERO3との出会いと魅力

ZERO3について最も魅力に感じた点は何ですか?

「若さを感じた」のが大きかったですね。M&Aの業界では年齢を重ねた人や大手から独立してきた人たちが多い中、ZERO3は違いました。新しい視点と若いエネルギーが、他の仲介会社とは一線を画していると感じました。ZERO3では、「M&A Spider」と呼ばれるM&A仲介会社向けのマッチングサービスが存在し、このAIツールを利用して売手と買手間のマッチングから成約までをサポートしてくれるので、M&Aアドバイザーとしての本業務に専念することができるほか、非効率的な業務をAIに巻き取ってもらえることに魅力を感じています。この業界では、大手の従来のやり方にとらわれない、新しいアプローチが必要だと兼ねてから感じていたので、ZERO3はその点で大きな可能性を秘めていると確信しました。

自由なライフスタイルと収入

独立後、労働時間と収入にどのような変化がありましたか?

独立してからは、自分のペースで仕事ができるようになり、自由なライフスタイルが実現しました。全国にクライアントがいる今、「他拠点で働けるフレキシブルさ」も、独立の大きな魅力の一つです。

また収入面においては、独立前よりも多くのチャンスが広がっていると感じています。もちろん、すべての企業がそうではありませんが、時折、評価軸を「どれだけ時間をかけたか」や「残業時間の長さ」で判断する人がいますよね。それはセンスがないと思います。私は、同じ時間を働くなら、成果が高い方がいいと考えているので、その点で自分の理想とする働き方を実現できており、満足しています。

最後に、独立を目指す人へのアドバイスをお願いします

「そうですね、まず基本的なことで言うと、約束を守るとか、時間を守るといった、社会人としての基本的なマナーを徹底することです。特にサラリーマン時代に許されていたことが、独立すると許されなくなることもありますので、基本をしっかり守ることが重要です。それに加え、独立前には事前に資金を貯めておくことも必要です。さらに独立後は自分で譲渡案件を探し出し、成約まで持っていかなければなりません。自分で案件を作れるようにしておくことが大事です。とはいえ、この業界では意外にも助けてくれる人が周りにいるということは知っておいても良いかもしれません。

「ただ、総括すると、意外と楽しいですよ。サラリーマン時代には不毛な会議や、誰かのマウントに悩まされることもありましたが、独立するとそういったマイナスの要素がなくなり、100パーセントお客様のために仕事ができるようになります。これは、サラリーマンにはない大きな魅力だと思います。」

※インタビュー内容は、2024年8月時点のものになります。
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