2024.10.09
事業会社の管理職から独立へ:M&A業界での新たな挑戦
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事業会社の管理職としてM&A領域の業務に長らく従事。
国内でのM&A活発化を通じて知見を広げ、現在は独立し、新たな挑戦を続けている。
事業会社の管理職からの独立
元々は事業会社で管理職として働いていましたが、会社の成長戦略の一環としてM&Aプロジェクトに関わる機会がありました。それが私にとっての大きな転機となりました。
そのM&Aプロジェクトを通じて得た知見をもとに、国内でも特に活発化しているこの分野にさらに深く関わりたいと強く感じました。人口減少や国内の課題が深刻化する中で、M&Aが今後の解決策として重要になると確信したからです。
ZERO3の提供するMAgnetと裁量のある働き方
ZERO3とは、私が独立後に自社のウェブサイトを整えていた時期にお誘いをいただきました。M&Aの実務経験を積む中で、スタートアップ企業の中には、伝統的なM&A手法とは異なるアプローチをしているところが増えていることに気づいたんです。ちょうどそのタイミングで、ZERO3のCEOと知り合う機会があり、彼らが目指している「新しい形のM&A」に共感しました
ZERO3の最大の魅力は、自社開発した独自のツールを活かして、M&Aにおける買い手・売り手を選定するディール条件をリスト化した提案が非常に助かります。成約時に得られる%の大きさもまた、業務に対するモチベーションを高めてくれます。
独立してからのメリットについて教えてください。どのような点が特に良かったと感じていますか?
一番のメリットは、自分の時間を自由に使えることですね。以前は管理職として多くの責任があり、時間が制約されていましたが、独立してからは、自分のペースで働けるようになりました。また、自分が興味を持つプロジェクトやクライアントに専念できるので、やりがいを感じられます。
逆に、独立することで直面したデメリットは何ですか?
独立してから直面するポイントとしては、成功報酬型であるがゆえに収入が安定しない可能性があるところです。とはいえ、収入が変動すること自体が新しい挑戦でもあり、そうした状況を乗り越えていく楽しみもあると思っています。自己管理が求められる中で、成長の機会にもなると感じています。
お客さまとの信頼を築く上で大事にしていること
M&A業界は非常にスピード感があり、昨日と今日で状況が大きく変わることも少なくありません。そのため、定期的なフォローやアライアンスの構築が非常に重要だと考えています。私は、成約前から成約後までの一貫したサポートを心がけ、必要に応じてピンポイントでフォローアップを行っています。お客さまが常に安心して次のステップに進めるよう、細やかなコミュニケーションを大切にしています。
最後に、独立を目指す人へのアドバイスをお願いします
独立を目指すのであれば、まず事業会社や業界の人々と広く繋がりを持つことが大切です。**特にM&Aや仲介の業界では、実績が非常に重要ですので、独立前にできるだけ多くの成約経験を積んでおくと良いでしょう。若い方であれば、まず成約に向けたスキルを磨き、経験を重ねることで信頼を築きやすくなります。**自分のネットワークやスキルを最大限に活かして、勇気を持って飛び込んでいってください。
※インタビュー内容は、2024年10月時点のものになります。